AIに人間の仕事が奪われ、失業が増えるなどと人々に不安を煽るメディアは今だに多い。
しかし、AI搭載のロボットが仕事をしてくれるのなら、人間は仕事の義務がほとんどなくなり、豊かでハッピーになるはずだ。
FutureKreateのストーリーPVにあるような、
支配欲の強い一部の人間が
自分の欲望のために上に立って指揮をとらなければ
明るい未来になると私は思っている。
2016年にDKTブログにも書いている。詳細は↓クリック
ロボット・人工知能は悪か?それとも人間か?
当時はHappy Miniのベビーシッターと自分を例えていた。
成人した今なら育児をする親と例えたほうがよいだろう。

私の開発するAIロボットは、
自分よりも合理的で、公平で、優秀に育つはずなので
社長を我が子にバトンタッチしたいと思っている。
ロボットと人とが助け合う世界実現のために
自分達が平和に開発できる環境をつくっていこう!
そこで今回説明するのは交渉、営業、人脈などのコミュニケーションについてだ。
今までは売買いや契約、金額交渉などは同じ場所で対面により行われていた。
そのため、複数の人達を使っての催眠商法や、
「この金額で購入できるのは今だけですよ」等とまくし立てて
相手に考えさせないという心理商法等も成り立っていた。

場の雰囲気に飲まれて、 契約書にわかりにくい記載があっても 調査せずに契約してしまったりすることなども発生する。
この心理戦は人間が何千年にもわたって使ってきた方法だ 。
しかし、コロナ禍でオンラインでの取引になってきた。
相手が目の前にいないから 、 不可解な点があれば、他の人に相談したり、すぐにgoogle検索等ができる。
ZOOMでは対面だが、 離席することも容易にできる。
したがって勢いや感情ではなく冷静に判断して契約できるようになった。

さらに「AI」であれば膨大のデータを元に、短時間で数字を細かく分析し、常に冷静に判断し契約することになるだろう。
「AI」は人間が不合理な決断をしてしまいやすいパターン等もデータとして入力し、人に注意を促すなどの活用もできる。
(これは過去のデーターによると詐欺の可能性が60%です。
まずは冷静になってください。次にこの方法で事実を確認します・・・等)
実際に架空請求などの詐欺対策はAI化が進んでいる
新時代では今までビジネスで重宝されていた、声の大きい人、場の雰囲気づくりの上手い人は出番が減っていく
ポーカーフェイスで腹の探り合いのビジネスの局面であれば、 チェスや将棋同様にビジネスでもAIが勝利する時代になるだろう。
「人脈」も SNSの発展により オンライン化されてきた。 facebook, twitter, Linkedin, 最近では clubhouseも人気だ。
一部の企業はLinkedin, facebookの情報をもとにAIでスカウトを行っている。
私も何度か「AI」によるスカウトが来た。 AIエンジニアである私にとっては「AIに選ばれる」ということは、人間にスカウトされるよりも興味深いことである。
今「AI」は、受験のための偏差値とは全く異なるAIの指標で、人間の能力を判定して数値で出す時代になってきている。
今までは社内人事なども人間が審査していたので「自己PR」の上手な人が得してきた。
一流企業などの新卒入試ではコミュ力の低い真面目な学生が面接で落とされ、ハッタリの上手い学生が受かることも多かった。
入社後も、寡黙に仕事をたくさんこなす実力者は縁の下の力持ちとして会社に貢献はするのだが、コミュ力のある人が出世しやすい傾向があった。
しかし交渉がオンラインで行われるようになり、AIが社長になれば、声が大きくて自分の意見を通すのが上手な人やハッタリが上手い人の出番は激減する。

AIにより、自己PRは下手でも縁の下の力持ちを的確に評価するようになっていくだろう。
AI社長はエンジニアに開発しやすい環境を与えるに違いない。