2025年までに私は
「AI社長」
を開発し、私はその補佐として働くことを決意した。

理由は、ファイナンス、財務会計、マーケティング、ミクロ経済学、オペレーションズマネジメント、法務、組織行動学、中国兵法、ビジネス統計学等をMBAで学んでみて、
「これらをAIがやったら人間(私)より良い結果が出るのでは」
と自分のAI研究経験から感じたからだ。
今回は起業家の仕事である
1. 財務・ファイナンス
2. マーケティング
についてAIで代替可能か説明する。
「人の世界なのだから、人でなければ」という意見がある。
私も、育児やボランティア活動についてはAIではなく、
人がやることで「まごごろ」が伝わる世界だと感じる。
その意見に一部賛成だ。
しかし、ビジネスは
「利益を追求する」
という育児やボランティアにはない重要な課題がある。
利益を追求するのであれば、
「人の世界」よりも 「数字の世界」になる。
数字の世界では、AIに勝るものはいない。
金融機関の融資・投資判断はAI化が進んできている。
金融機関はファイナンス・財務のプロ集団である。
お金のプロがAI化を進めているのはどういうことだろうか。
経験のある金融専門家よりもAIの方が優れていると既に認めているからではないか。
プロの専門家が自分達よりAIが優れていると認めているのであれば、ファイナンスの素人である若手起業家こそ
早急に、AI化を進めなければと考える。
次にマーケティングだが、 AIは 「顧客の要望に応える」ことも可能か。
Google Analytics, Facebookインサイト, google forms等でオンラインで顧客の要望や推移を理解する時代になっている。

amazonや楽天などのショッピングサイトでは、過去の購入や閲覧からお勧め商品を提案する機能までついている。
データ解析はAIの得意分野なので、膨大な顧客のデータからその人が求めるものを判断し、その人もまだ気づいていない未来の要望にまで応えることができるようになってきた。
行きつけの店で
「いつものやつをください」 と言うと、
「いつものやつよりもっとお客さんが気に入りそうな新商品が入荷したよ。今すごい人気であと少ししかない。両方見て決めて」
というような営業をAIだけでしてくる時代になったのだ。
③に続く
はじめまして、SBI大学院にいる山内と申します。
私は銀行員です。しかも、融資の審査を何十年とやってきました。
過去データによる融資判断では、AIも人間もそれほど変わらないでしょう。
融資をするしないは、最後は人間です。特に中小企業は代表者の人間力です。これをAIで数値化できるかどうかだと思います。
山内さんコメントありがとうございます。
銀行員の考える融資する社長の「人間力」とはどういった基準があるんでしょうか。
基準があれば数値化してデータとしてとりいれることができるかと思います。
カメラからの表情、音声の感情判断はAIが非常に優れているので、人間の心理もAIの方が現在は分かりやすくなっています。
みずほ銀行などはAIで融資判断を進めているという記事を拝見しましたが、現在はどの程度進んでいるんでしょうかね。
個人AI融資のアプリはしょっちゅうYoutubeの広告等で見ます。
人間力(コミュニケーション・交渉力)については次のブログ「新時代の社長(起業家)③」で紹介します。