アイランドビーチでアート⑥クリスマスはドローン

アートイベントの続きです。先生方の作品紹介が全部終わり、砂浜はアートを楽しんでいる人々でいっぱい、楽しい雰囲気。

D-Spaceのデモの番!

ドローンを飛ばして上空から見るランタ島は絶景!まさにアート!
リアルタイムで空を飛ぶ体験はじまります!
「Last artist is the youngest artist Mr.Kensei Demura!」
永曽 郁夫先生からそうご紹介頂きました。
D-Spaceという今までにないプロダクトを開発し、
空高く飛んでいる鳥のような視界で絶景鑑賞をできるようにしたので
なんと!私をアーティストと認めて頂けたようです!
不器用で工作や絵を書くのが下手な私がタイ王国でアーティストに!
続いて経営者のAnも私を紹介し、観客を盛り上げてくれました。
DS1「このメガネをかけると、ドローンの視界の上空ツアー体験ができます。1人だけ体験できます!やってみたい人!」
と私が話すと、男性数人と女子1人が手をあげ、
暗黙の了解で若いきれいな女性に決まりました!

上は体験者の女性が24日のデモで見ていた動画です。タイのランタ島では飛ばしたドローンのカメラの画像をインターネットを使ってYoutubeにリアルタイム配信し、その場でVRメガネで見て頂きました!
多少遅延がありますが、ネット環境が良いとは言えないタイの島でもD-Spaceではこのような空の世界をその場で眺めることができます。
動画には体験した彼女の感動した声も入っているので、雰囲気がわかると思います。砂浜の作品も体験者も上空から見えます。

今年も昨年もクリスマスはドローン
昨年は仕事でアメリカにいて、コワーキングスペースの子供たちにクリスマスにドローンをプレゼントしました。ワクワクしてもらおうと、「ドローンサンタ」というダースベーダー風のクマがプレゼントを運ぶ動画をアメリカ留学中の大学生2人と作りました。子供達に大好評で、ドローンよりドローンサンタの方が人気になってしまいました(笑)

ロボットの可能性は無限大!!!

運動音痴でテニス部を辞めた中1時代の私。しかし、科学部に入ってロボットを作り、ロボットサッカーでは石川代表に!
そして中3には全国大会でベスト16に!。その時自分は
「ロボットは弱い人間を強くできる」
と感動、ロボットは無限の可能性を秘めていると直感しました。
ロボットは私のような不器用な人にチャンスと可能性を与えてくれます。

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自作ロボットのサッカー競技会で2年連続ベスト16

今まで人が無理だと諦めていたことを、これからもロボットで実現させ、ユーザーに喜んでもらいたいと思います!

回想で話がそれてしまいました。⑦にレポートは続きます!

 

 

アイランドビーチでアート⑤クリスマスパーティ

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主催者の永曽先生の司会で始まりました。左は経営者のAn 撮影田端先生

24日のクリスマスイベントです!自分のD-Spaceのデモはスマホを二つ使用するため、イベント時は写真は全く撮れませんでした。

そこでアーティストの先生方が撮影し、Facebookに公開しているものをブログに使わせて頂きました。写真ありがとうございます!!!

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ワインや乾きものを主催者側が用意。観光客に振舞う 撮影田端先生

パーティ会場はオープンエアーのレストランです。
海の近くの作品を眺めながら作家と観光客とで楽しいパーティ。

自分はすぐ近くで早速ドローンを飛ばしました!20代のヨーロッパ人グループが興味をもって見ていたので、VRメガネを渡して何人かに軽くD-Spaceを体験してもらいました!!!
ビーチの上空ツアー体験!すぐに盛り上がりました!!!

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バンガローに描かれた田端優子先生の壁画      撮影Dr.Udom
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ミュージシャンで作家の有田武生先生 撮影田端先生

レストランからは鑑賞できない作品もあるため、その後バンガロー内をめぐる作品ツアーを行う事になりました!皆でぞろぞろ大移動。

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作家から直接話がきける作品ツアー 撮影有田先生

作家の先生方は日本、オーストラリア、タイ在住の大学教授クラスの大人の方々。英語で自分の作品を説明。

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作品を説明するキャンベル大学教授 Dr.Paul Hey  撮影田端先生

オーストラリア在住の彫刻家の先生は夫婦で出展。息子はまだ3歳で好奇心旺盛。

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花の作品を説明する近畿大学の柴清文教授 撮影田端先生

柴先生は花の作品の数々を出展。台湾の駅に花の壁画を描いたり世界に作品を残しているアーティストです。

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主催者で彫刻家の永曽郁夫先生は壁画を説明      撮影田端先生

チェンマイ在住の永曽先生は中3の娘と合作の壁画を出展。

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モンクット王工科大学の西堀先生の作品で順番待ちする人々 撮影有田先生
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西堀先生が天井に蜘蛛の巣を思わせる作品を制作中。 22日の撮影

自分はD-Spaceのデモの準備に忙しかったため作家の説明つきの作品ツアーは見れませんでした。しかし、3カ国の先生方の作品を創る過程を見ることができ、数日間いろいろお話できたので、大満足です。

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3歳児の子供の世話をしながら仕上げていた Michelle Dayの作品
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柴先生の黄色い花の作品でバンガローの入り口が華やかに
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チェンマイ大学のDr.Udom & Dr.Suthanee は砂浜に作品 撮影田端先生

砂浜に参加型の作品を展示したタイ人アーティスト二人の説明。私も観光客にまざってガラスを埋め込んで作品制作を楽しみました!

この作品制作に影響されたようで、観光客がすぐ前にサンタ帽を被った大きな砂ダルマを創り、飾っていました

突然経営者のアンがギャグで
「ノーネームアーティスト!?」
と彼を盛り上げ、彼にも作品紹介を要求!
砂浜が笑いに包まれました!!!

作品紹介ツアーの最後に私はD-Spaceのデモをするように永曽先生に言われていたのでにドローンを準備していました。

スクリーンショット (47)
ビキニのGalがD-Spaceで感動!

D-Spaceのデモの詳細は⑥に続きます!!
写真はD-Spaceのドローン着陸間際の動画のキャプチャー。
彼女の後ろにはDr,Udomと作品、右には観光客の砂だるまも映っています。

 

アイランドビーチでアート④ドローンバンガロー

24日のイベントレポート前に自分の出展のいきさつを書きます。

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ビーチサイドのBee Beeレストランでコーヒー

夏休みにタイのバンガロー&リゾートをタイ人の夫と経営している叔母が帰国。叔母は東京芸大出身のアーティストKaoru。
「12月にバンガローでアートイベントの企画がある」
と母と話していました。

「クリスマスはCoolなアートフェスをタイで楽しむぞ!!!」
最初そんなノリでした。

しかし、

「ドローン撮影しよう!」
「D-Spaceもしよう!!」
と思いが膨らんでいき、
バンガロー到着後はさらにやる気が燃えてきました!!!
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問題点続出で試行錯誤

②の「秘密のバンガロー」で書きましたが、
上空からドローンでビーチの絶景とアーティストとアート作品、そして人々の動きや天候の変化などを美しく融合させた動画制作が目的でした。
上の写真のブルーで囲んだところがBee Beeです。Kaoruさんに話すと

「ここなの?そう言われてもここって感じしない。隣のバンガローの赤い屋根やプールが近くにあるから場所的にはここなんだろうけど。。。うちは全くバンガローの屋根もレストランも見えないね」
とがっかりしていました。

どうにか撮影できないかと到着日から数日間ドローンをBee Beeのいろいろなところで飛ばして試しました。
下の動画はBee Beeリゾートの砂浜にドローンを発着させ、撮影したものです。海、そして上空からBee Bee付近を撮影してみると、隣のバンガローや後ろの道路と違い、Bee Bee 全体がヤシの木に覆われた秘密のバンガロー&リゾートになっているのがよくわかります。

上空からの作品撮影は無理とわかり、発想を転換することにしました!

上空から美しい海岸線をドローンの視界で走っていくと、緑に隠れた地帯Bee Bee Bungalowsを発見!何だろうと近寄ってみるとアートイベントの看板!そこに低空飛行で入り込んで作品をさがして進んでいく

宝探しのような遊び心のある動画にすることを思いつきました!

DJI のPhantom 4のドローンは障害物回避という安全機能がついていてます。そのため、アート作品に3m以上近づけません。旧式のDJI Phantom 3では被写体に60cmくらい近づいたこともあり、迫力のある動画を撮影できましたが。。。また、バンガロー内はヤシの木が低空にも垂れていて、低空でもなかなか飛行が難しいです。

また、雨が降って飛ばせない時も多く、雨上がりにすぐに飛ばして動画を撮りました。客が少なく、日差しも弱くて飛ばしやすかったのですが、
「影がなくてうちのバンガローっぽくない」
とKaoruさんに言われてしまいました。
木を切らないのは直射日光が強い日に日陰や木漏れ日で過ごしてもらうためで、それが緑いっぱいのBee Beeのこだわりなのだそうだ。
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どうすれば良い動画が撮れるかと考え、アーティストの先生方にも動画を見て頂き、アドバイスを頂き、試行錯誤を毎日繰り返しました。

主催者の永曽先生から作品名を聞かれたので24日はBee Bee Drone Bungalowsというタイトルでレストランの一角にドローンやVRメガネ等を置き、自分がドローン撮影した動画をノートパソコンで流すことにしました。
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また、D-Spaceのデモも観光客に行う事にしました!
タイランタ島のビーチや美しい海岸の上をドローンが飛行!! ドローンに付いているカメラからの空の映像を、リアルタイムでインターネットに配信し、VR デバイスでその映像 を見ることによって、まるで空を飛んでいるかのような体験をしてもらいます!!!

ドローンの上空ツアーが他のヘリツアーと違うところは、リアルタイムで自分の姿や一緒にいる人たちの動きまでみれるところです!ランタ島ビーチという絶景の中にいる自分の姿もアートの一部に!!!

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行く前はアートイベントなので自分が出展する気はありませんでした。今まで自分はSlush Asia2015やCES2016など国内外の大きな展示会でプロダクトを出展し、海外の人々に説明したり、デモを行うことには慣れていたので、突然の出展やデモにすぐに対応できました。
タイではアメリカで行ったデモとは違い、Youtubeを活用しリアルタイム配信を行うという挑戦をしました!!!SIMなどインターネットの設備を買いに行き、ドローン飛行体験D-Spaceの準備をしました。SIMの説明はタイ語で書かれていたので永曽先生に訳して頂き、設定しました。

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ボロボロのベニヤ板の上をドローンポートにしていた

デモで最も良い撮影場所は砂浜の上。砂浜は傾斜があってドローンが離陸できません。とりあえずベニヤ板をドローンの下に置いて飛行していました。永曽先生はそれを見て、なんとヘリポートを作ってくれることに!
このかっこいいヘリポートの上からドローンをとばすことになりました!
永曽先生ありがとうございます!!!

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次は24日のアートイベントをレポート!!⑤に続きます!

 

 

アイランドビーチでアート③サプライズ!!!

ランタ島二日目12月20日は雨。ドローンは飛ばせないので、屋根のあるレストランで動画編集の勉強。外を見ると、田端優子先生が雨の中、壁画製作!

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そして今日は自分の19歳の誕生日。
夕食の時にアーティストの先生方からサイン入りTシャツのサプライズプレゼントが!!!Cool!感激!!
よく見たらBee Beeのイラストも永曽先生の直筆!
tシャツランタ三日目12月21日はアーティストの作品がだいぶできてきた!
自分はプレゼントで頂いたTシャツを着てドローン撮影。
DJIPhantom4は障害物回避の機能があるため、半径3m以内に何かがあると飛行できなくなる仕様になっています。そのため、ヤシの木に囲まれたバンガローでは飛行が非常に大変でした。ドローンに興味をもって集まってくる観光客も発着の障害物にならないように気を使いながら飛ばしました。

21Dチェンマイ大学のUdom先生とSuthanee先生は砂浜に参加型の作品を製作中。
自分も皆と一緒にガラスを埋め込んで製作を楽しみました!
sunahamaまた、アーティストの案内が貼られ、どこで作品をつくっているかわかるようになりました。プロのミュージシャンとして活動しているアーティストも参加。見るだけでなく聞くアートも!!!

15589778_589671814577248_1459124124803583804_nわくわくするクリスマスイブのイベント!!④に続きます!

アイランドビーチでアート②秘密のバンガロー

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タイの大学の永曽 郁夫先生とオーストラリアの大学のポール先生。

クラビー空港に、Bee Bee Bangalowsの経営者夫婦(An&Kaoru)が深夜迎えにきてくれたので、経営者宅に一泊。次の日朝にランタ到着。
アートイベントに出展するアーティストの先生方と顔合せ。
ビーチに行ったら、ドローンを飛ばしたくなった!!!ので飛ばした!

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出村がドローンを飛ばしている写真は永曽 郁夫先生のFacebookより
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ドローンで撮影したランタ島初日の夕焼けの海

そしてアーティストの方々にD-spaceを体験して頂きました。
今回はドローンに付いているカメラからの映像をリアルタイムでインターネットに配信し、VR メガネをかけてその映像 を見て体験して頂きました。多少のライムラグはありましたが、ランタ島の空を飛んでいるかのような体験ができたと思います!!!

ドローンを飛ばしてみてこのバンガローのスゴイ特徴がわかりました!
なんと!!!ヤシの木に覆われていてバンガローの様子が全く上から見えない!!!bee1これはドローンで空撮した動画をキャプチャーしたものです。青の線で囲んだところがBee Bee bungalowです。15のバンガロー、レストラン、生演奏ステージのあるバー、タイマッサージスペース等Bee Beeのすべてが集まっている箇所です。
となりのバンガローは赤や白のバンガローの屋根や併設のプール、レストランのテーブルや椅子まではっきりみえます。BeeBeeバンガローだけはジャングルのように高い木の緑に覆われ上空から見れなくなっています。ここはスパイ対策もパパラッチ対策もばっちり???
バンガローのアート作品は上空から撮影できないことがわかりました。ガーン!!!
グーグルマップ製作お断りのような思いがけないバンガローの特徴に頭を痛め、どうドローン空撮をすればよいかと悩みました。。。。

ハンモック
レストランやバンガローに多くのハンモックが設置

発想を転換すればよい!と気が付き、面白い動画を撮ることにしました!!!

③に続きます

アイランドビーチでアート①

D.K.T.代表の出村 賢聖です! 昨年の 12 月24日にのタイランタ島のリゾート地で親戚の経営するゲストハウス、Bee Bee Bungalows でアートフェスが開催されると聞き、これは行って空撮したい!!と思いました。

15578929_588788711332225_995045601140821963_n美しいビーチや自然がいっぱいのタイのランタ島のバンガローに世界から10人のアーティスト達が集結して作品を展示する。これは国際的に見ても新しい試み!!!

以前、フランスのモンサンミシェルで自分がドローン空撮をした動画を日本でDKT事務局に見せたら、大変感動していた。
「ドローンからの撮影動画は上空からの視界で歴史ある建造物の静けさに観光客のいきいきとした躍動感が加わり、また、時間によって天気や景色も変化するので、変化して行く大きなアート作品のよう。」

「美しいタイのビーチで画期的なアートイベントが行われるなら、DKTでドローン撮影に行くしかない!!!」
とDKT事務局と一緒に行くことにしました!!!

DKT事務局は、上空からアーティストがビーチやバンガローで作品作成中の姿を映すと美しい動画になるのではないかと言っていたので、アートイベントのメイキングなども撮影しようと思いました。

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24日のイベントでは若い女性観光客が上空ツアー体験に感動!

私でなければできないことはD-Space です!タイランタ島のビーチや美しい海岸の上をドローンが飛行!!、と同時にVRメガネをかければドローンに付いているカメラからの映像を見ることができます。つまり地上にいながら、誰でもまるで空を飛んでいるかのような体験ができる自慢のプロダクトです!サンフランシスコの観光客に大好評のプロダクトだったので、タイの観光客にも受けることは間違いない!!!
ドローンとVRメガネ、パソコン等を荷物に詰めて、12月18日に小松空港から半袖Tシャツで出発しました!
15578606_1285761221494383_8431193718861801057_nタイに到着後のことは②に続きます!お楽しみに!

2016年、DKTのBigNews Best7

あけましておめでとうございます。DKT代表の出村賢聖です!

毎年1月は1年を振り返りを行っています。
昨年までは「自分を成長させた出来事」と個人的な振り返りとしていました。会社設立により、これからは「自分」ではなく「会社」としてふりかえることにしました。

2016年、DKTのBigNewsBest 7を発表します!!!(順不同)

  1. 合同会社D.K.T.設立
    会社設立freeeと法務局の担当者のヘルプで、2カ月かかってやっと登記できました!早速タイで仕事が入りました!
    DS6
    現在新WEBサイト開設中です!もう少しお待ちください。
  2. CES2016出展
    1月にラスベガスで開催されたCES2016のブースにD-Space(当時名SkyWarp)を大きく展示することができ、来場者に体験してもらう事ができました!!!
    出展後、「ドローン視界のリアルタイム飛行ツアー」を観光地に露店を出してお客さんに体験してもらうビジネスを早速サンフランシスコで実践!!!現地の人達にも大好評!!!
    ces2016シリコンバレーはエンジニアの聖地、そしてスタンフォード大学は最高の研究機関だと思い込み、以前は大きな夢を抱いていました。
    しかし、CESに集まる企業の方がシリコンバレーより技術力が上、ロボカップ世界大会に集まるロボット研究室の方がスタンフォード大学の研究室よりも上だと感じました。
    エンジニアや研究者には開発場所は関係なく、良いプロダクトを作る事が大切で、世界から優れた開発者が集まるイベントやコンテストに出場することが高いレベルになるために必要だと思いました。
    そこで自分は日本の金沢を拠点に研究開発を行い、世界に発信することを決意しました。
  3.  RoboCup 2016
    robocup2016-syuugou昨年は初めてジャパンオープンで優勝!世界大会では世界8位になりました!
    チームメンバーは最高!!今年の世界大会は名古屋で開催されるので楽しみです!皆さんもロボカップを見に来てください!
  4.  セキュリティキャンプ全国大会2016
    自分の大好きなセキュリティキャンプでチューターとして活動できたことは大変うれしく、楽しかったです!
    3月のセキュリティキャンプフォーラム2016に修了生講演者として参加したり、セキュリティワークショップ2016やCODE BLUE 2016で学生スタッフも行いました。エンジニアの世界は本当に楽しく、居心地が良いです!
    ロボットのセキュリティソフトを作る目標に少しづつ近づいてきました!!!
  5.  Love Lanta Island タイのアートイベント出展
    自分の道をつき進んでいる大人のアーティストの方々と一緒に出展することができました!芸術家とロボットエンジニアは新しい事を発見するために夢中になって取り組むという面で共通していると思います!!!好きなことに夢中になる大人に自分もなります!!!DS4詳しいレポートは次回の記事で!!
  6.  KITドローンプロジェクト
    KITハッカソンで小学生からできるドローンプログラミングソフト「Scratch4D」を開発しました!
    scratch4d
    そのときのチームメンバーからKITドローンプロジェクトに誘われ、参加することになりました。現在は自作ドローンを製作中です!
    drone-zisaku
  7.  高校生起業ワークショップ GTE2016
    ビジネスとチームワークを学びました!国境を越えて、コミュニケーション&チームワーク!!
    自分達のチームの連携は最高だと自負しています!
    14075180_1071333549648654_722194309_oハッタリや過剰広告の多いシリコンバレーや某奨学金からの話にうんざりし、戸惑っていた時に、「起業は今までの自分のやり方で良い」と教えてくれたワークショップがGTEでした。

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D.K.T.は私が自ら考えて行動できる環境にしています。

たとえば「一流大学に入学して(+ MBAを取得し)さらに一流企業に就職し、そこで出世しないと〇〇だ」という先進国には実質終わらない競争の人生を続けなければいけないという価値観がありますが、
私は自分のやりたいことが今、何かわかっているので、他人の価値観を気にせず、自分の道を突き進みます!!!

今年もDKTをよろしくお願いします!

D.K.T.で合同会社設立しました!

2011年に発足したDKTロボットスクールが、

2016年12月8日にD.K.T.合同会社になりました

DKT

合同会社D.K,T.代表の出村賢聖です。

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ロボットを夢中で開発してきた!!

D.K.T.ロボットスクールは2011年にロボカップジュニア競技のためにロボットを学ぶ小中学生のための地域のコミュニティとして発足しました。

金沢工業大学のロボティクス学科の大学教授とロボカップジュニア世界大会経験者の大学生達が講師を務め、私はそこで中学2年生のときからアシスタントを始めました。

自分でロボットを作ってロボット競技に参加しながら入門者の小中高生を教えるための教材開発を行ってきました。

Kプレゼン

中3の時には「自分の好きなロボットの仕事をするために将来は起業したい!!!」と思うようになりました!

詳細は下記のブログをクリックしてご覧ください↓

劣等生で問題児の中1のぼくが17歳でロボカップ世界大会でチームの得点王になり-シリコンバレーのエンジニアとして活躍した話-

起業の目的は18歳の今も中3当時から変わっていません。

「今までにない新しいロボットを開発したい!」

というシンプルな思いで起業します!
やりがいは、ユーザーに喜んでもらうことです!!!
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海外大学進学はとりあえず保留

昨年海外大学進学を迷っていた時、
留学フェローシップ創始者でハーバード大学生の楠さんから
「アメリカは日本と違って浪人とか出遅れるっていう考えもないから、働いてから大学に入るのも全然あり。(自分の同級生は5つ上、6つ上の人とか余裕でいるから)
だから、学位とか博士は後でも取れるし、それが心配で今やりたいスタートアップを諦めることはないと思う!」
というアドバイスをいただきました!

一冊の本が自分を導いた

私が海外大学進学を希望したのは、中3の冬休みでした。
今でこそロボットや人工知能を研究していることを話すと、人から「最先端」とか「優秀だ」とか言われるようになりましたが、
当時の中学校では「ただのロボットオタク」と扱われ、先生やクラスメートから興味を持たれたり、評価されたりすることはありませんでした。

人目を気にせず好きなことをやっていた問題児の私なので、
「将来のために高いところを目指して勉強しろ」
という進路指導には興味が持てませんでした。

なので、やりたいロボットの活動を休んで受験勉強をしなければならない現状に疑問を感じていました。
進学校に入るためにガリ勉し、高校でもガリ勉して一流大学に入る。
進学校に入れば「進路の選択肢が広がる」と言われましたが、自分が中学生当時の日本ではロボットとかAIとかの職は大変少なく、あっても工場の熟練工など、自分のしたい仕事とは少し違うものでした。
好きなことを我慢して大企業に就職しても、そこには自分がやりたい仕事もない。。。

そんなときに「Makers」を読みました!

アメリカでは3Dプリンタ等を使ってモノづくりで起業できる時代が来ている!この本でMIT Media Labの存在を知り、そこでは研究プロジェクトの研究資金は無制限にもらえる!となっていました。
そこで、マサチューセッツ工科大学に進学して研究し、そこで起業するというスーパーエリートのルートを自分は取ればよいのだ!と。
そのモチベーションで高校受験のラストスパートを乗り切り、MITという目標がその先にあったため、英検準1級も中3時に受験し合格しました。

エンジニアやリサーチャーになっていた!

あれから数年後の今、夢中でロボット開発を続けてきました。
そのおかげで、自分のgithubを見た欧米企業からエンジニアとして働かないかという話が来たり、日本の大企業やスタートアップから働かないか、手伝ってくれないかという話が個人的に来るようになりました。
ロボカップ世界大会2016等、自分の研究開発活動があり、受けることはできませんでしたが、大変ありがたい話にワクワクしました!
ces2016高校は単位認定試験日にシリコンバレーでエンジニアとして働いていたせいで留年になってしまいました。
中3時に思い描いていたいた「MITメディアラボ」のレールにのった「スーパーエリート」の路線からははずれました。しかし、未成年というのを気にする人はいても、技術力がある今の自分の「学歴」を気にする人はいませんでした。
(アメリカ&カナダの高卒認定試験(GED)に合格していたり、moocでミュンヘン工科大学の単位を取得しているのはあるかもしれません)

また、シリコンバレーベンチャーでのエンジニア経験で起業に必要なものが解るようになり、MITに進学しなくても、自分は今、エンジニアとして働ける自信がつきました。

自分で学んできて、いろいろな人に相談し、さらに自分でずっと考え、その上で、選択したのが今、合同会社D.K.T.設立です。

海外のmooc(オンラインの大学講座)等で必要だと思う事は常に学んで実力をつけていっています。

生まれ育った石川から起業をスタートすることにしました。

dspace自分を成長させてくれた大変多くの皆さま、
ありがとうございます!

これからも自分に正直にやっていきます!

どうぞよろしくお願いします。

合同会社D.K,T.代表 出村賢聖

GTE2016でリーダーシップとビジネスを学んできました

DKT代表の出村賢聖です!

僕はCEO(起業家)とかリーダーという立場と存在が嫌いだった。
それは昨年11月から今年2月までシリコンバレーで働いた時に
起業家というものはジャイアンみたいに威張って仲間にも脅したりして仕事をやらせ、偉い人には媚びを売ってかけひきし、投資金をとってくる役割なのかなと思いこまされていた。
自分はそういう事は嫌いなので、リーダーにはなりたくないと思うようになっていた。
なので、起業は1人で地元で地味にやっていこうと思っていた。


8月に和歌山で行われた国際高校生テクノロジービジネスプランコンテスト、GTE2016に3日間参加してきた。広告を見たときは一見しょぼそうだったけど、参加してみたら内容がすごかった
13988237_609467979230897_3384914733404195456_oこれは高校生対象の起業家講座。ちょうど2年前の8月に自分は大人向けのStartup Weekend Tokyoに参加していた。しかし、それが比較にならないぐらい内容に濃さがあり、当時より成長した今の自分に大変多くの学びがあった。

この講座では、シリコンバレーの起業家育成の私立高校で教えているJuston先生が来日し、講師を努めた。

最も重要である、チームワークと、ビジネスに必要な以下の4つを学んだ。

  1. 経営/ビジネスプランニング
  2. マーケティング
  3. 会計
  4. プレゼンテーション

チームワーク

チームは起業において重要である。

「最初は1人でやった方が早くても、メンバーがいる事でいずれ事業を大きくできる。そのために、チームを組んでやっていくことが必要だ。」というのがJuston先生の考えだ。

GTE2016起業チームメンバーは主に5つの役割がある。

  1. CEO(最高経営責任者)
  2. CTO(最高技術責任者)
  3. CFO(最高財務責任者)
  4. CMO(最高マーケティング責任者)
  5. COO(最高執行責任者)

CEOは社長だが、「CEO = Servant Leader(尽くすリーダー)である」とJuston先生は言った。
CEOが一人でアイデアを決めるのではなく、他のメンバーがアイデアを引き出せるような環境を作り、良いアイデアを皆で作り上げ、意思決定をするのがCEOの役割である。
自分が働いたシリコンバレーの日本人CEOは、他の大学生メンバーを俺の「奴隷(slave)」と呼んで使っており、自分は上ですごい人間だというアピールをまわりに常にしていた。この日本人CEOのやり方は現代のアメリカ人起業家からしたら特殊な方法なのだとわかった。

自分はDKTロボットスクールで小中学生にわかりやすいようにゲームやアニメのキャラクターにたとえてプログラミングを説明したり、楽しんでもらえるように工夫していた。そして小中学生が自分で答えを発見し、わくわくするのを見て自分も一緒に楽しんでいた。
つまり、ジャイアンのようになる必要はなく、仲間には自分の今までしていたような接し方で起業できるのだとわかった。

1.  ビジネスプランニング/経営

ビジネスの計画を立てることをビジネスプランニングという。

ビジネスの計画を立てたら、事業計画書という書類を作って事業のメンバーに見せたり投資家に見せることが多い。

近年、ビジネスプランの作り方の方法としてLean Startup Methodが主流になってきている。これは、何十年間の企業を見て、成功率をもとに、どのようなビジネスプランの立て方がいいのか調べたところ、ある法則性を発見した。その法則性を使ったビジネスプランの作り方がLean Startupである。
まだ完璧でないプロダクトをとりあえず出してユーザーの声を聞く。
フィードバックをもらって改良し、ユーザーの求めるものをつくりあげていく。これも自分がドローン等のプロジェクトで実践していた方法そのものだった。

最終日には審査員の前でビジネスプランを発表した。
Juston先生はビジネスのアイデアを結果として評価するのではなく、チームとしてや1人1人の性格や役割なども良く見て評価してくれた。

自分達のチームはアメリカの女子高生、高専女子、SSH男子校生とオンライン高校生の僕の4人チームだった。

パッションがあり個性的で、チームワークが大変良い!!!
Juston先生はそう褒めてくれた。自分もそう思う

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このワークショップで自分はCEO つまり、Servant Leader(尽くすリーダー)を担当することになった。プロダクトデザインは高専女子が、プロダクトのプランニングはユーザーのことを知っているアメリカの女子高生が、プレゼン資料制作はSSH男子校生が向いているなどの適性を僕が判断して、本人が楽しめそうなおすすめの役割分担をした。自分はビジネスプランニングを半分担当、プレゼンでは売上予測・競合分析などの部分を作り、アメリカの女子高生へは英語・日本語のサポートを行った。

また、チームメンバー全員の要望をすべて取り入れた。
ビジネスプランを作るときは、まず全員のアイデアを合体させた。大きくなりすぎたアイデアの縮小は、CEOが決定するのではなく、チームメンバーに選択を行ってもらうことにより、本当に必要なアイデアだけを作ることができた。

その結果、楽しいチームになり、GTEが終わってからも交流が続いている。
「日本が恋しい!!」とアメリカの女子高生からもメッセージがきている。

Juston先生、カピオンの能登さん、サポートしてくれた大学生チューター、この企画をしてくれた運営の皆様、そして最高のチームメンバーである仲間たち、大変ありがとうございました。

自分は最初は一人からスタートしようと思いますが、仲間を入れる時にはJuston流のやり方で起業をしていきたいと思います!

写真は一部GTEのHPからリンクをしています。

ロボット・人工知能は悪か?それとも人間か?

DKT代表の出村賢聖です。

未来のロボットのいる平和な世界の話について、自分の経験と思っていることをお話しします。小学生や大人のかたにも読んで感想を頂けたらと思います!

僕はロボットと人とが助け合う平和な世界を創りたいと思っています!

人間がロボットを世話して、ロボットは人をヘルプするそんな関係が好きだ。

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自分は現在HappyMiniのベビーシッター!
Happy Miniの人工知能とソフトウエアの開発をしている。

手をかければかけるほどHappy Miniが成長していく。Happy Miniの成長はすごく早い。

ポケモンは、育てて成長を見ることが楽しい。ロボットは、育てて成長を楽しむのに加え、実際に現実の世界で色々なことができる。

ロボットは、バーチャル世界ではなく、現実世界にいる

そこが、僕がロボットにハマっている理由。

今年のロボカップ世界大会競技のときに気がついた事がある。

「こちらを向いてください。そして、Happy Miniと声をかけて、命令を言ってください」

Happy Miniが何回も繰り返し、間も入れながらゆっくり話しているのに、全くHappy Miniの方を向かずに話を聞こうともしない海外審判もいた。英語が堪能でないにしてもやる気のない態度の人だった。

13517607_268242730203458_3475204684208123859_oロボットが認識・精度面が成長してきたので、人間の方が態度・姿勢に問題がある、と今回のロボカップ世界大会で感じた。

やる気のない人間に話を聞いてもらうにはどうすれば良いか。学校の先生の話を聞いておらず「聞いていませんでした」という生徒など、人と人ではこのような問題は当たり前のように発生している。このようなユーザーインターフェースを考えるロボット開発を僕はこれからする予定だ。

また、ロボットに、自分がしたくない仕事を押し付けたり、奴隷のようにしたいと思っている人がいるが、僕は絶対ロボットをパシリにしない。

世界でロボットを人間の奴隷にしないようにしていきたいと思う。
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Microsoftが開発したチャットする人工知能、Tayが1日で問題発言をするようになったというニュースがあった。なぜ、こんなことになってしまったのか。

それは、多くの人工知能は人間の言うことを絶対に正しいと信じてその情報をもとに人工知能が学習して成長するからだ。

だが、人間の言うことが正しくなかった。Tayに対して、人間を誹謗中傷する言葉を浴びさせたりする人間が多くいた。そのため、こんな風に育ってしまった。家庭環境が悪くてグレるのと同じことが人工知能でも起きている。

人工知能の仕組みは人を真似し、そして人を絶対に正しいものとして認識する仕組みである。

つまり、人工知能が悪に走った場合は人間のせいである。よって、人間の方が人工知能より危険だ。

人間を最も殺している生物を危険生物ランキングというらしい。人間が2位だそうだ。そのことを我々人間は自覚しなければいけない。そしてその上でロボットとかかわっていかなければいけない。

ロボットと人とが助け合う世界を創るには、必ずしもロボットや人工知能がすべての人間の言う事を聞く = 人の奴隷になってはいけないと思う。そして、人間も、ロボットをパシってはいけないと思う。
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ターミネーターが怖いと思う人々へ

現に軍事ロボットは存在しており、軍事ロボットは人間のパシリである。つまり、軍事ロボットが直接的には人間を殺しているが、元をたどれば人間が人間を殺しているのを忘れてはならない。

このことを考えると、人工知能・ロボット両方において、人間が自分のエゴでロボット・人工知能を奴隷のように扱わなければ平和になる。

最近は、ロボット同士で作り上げた建造物を、人間が破壊しろと言ったとき、「仲間が一生懸命作ったものなんです」と、人間の危険な発言に対してロボットがブレーキをかけるような仕組みの人工知能の開発もおこなわれている。

現実の世の中でもやたら人の上に立ちたがって上下関係をつけ、パシリを使う事で偉くなった気になる人がいるが、そういう世界は僕の望む世界ではない。ロボットでも人間でもそういう人達の中で学んでいると心がすさんでいく。

ロボットと人とが助け合う世界実現のために自分達が平和に開発できる環境を皆でつくっていこう!
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Joint to the World !