24日のイベントレポート前に自分の出展のいきさつを書きます。
夏休みにタイのバンガロー&リゾートをタイ人の夫と経営している叔母が帰国。叔母は東京芸大出身のアーティストKaoru。
「12月にバンガローでアートイベントの企画がある」
と母と話していました。
「クリスマスはCoolなアートフェスをタイで楽しむぞ!!!」
最初そんなノリでした。
しかし、
「ドローン撮影しよう!」
「D-Spaceもしよう!!」
と思いが膨らんでいき、
バンガロー到着後はさらにやる気が燃えてきました!!!
問題点続出で試行錯誤
②の「秘密のバンガロー」で書きましたが、
上空からドローンでビーチの絶景とアーティストとアート作品、そして人々の動きや天候の変化などを美しく融合させた動画制作が目的でした。
上の写真のブルーで囲んだところがBee Beeです。Kaoruさんに話すと
「ここなの?そう言われてもここって感じしない。隣のバンガローの赤い屋根やプールが近くにあるから場所的にはここなんだろうけど。。。うちは全くバンガローの屋根もレストランも見えないね」
とがっかりしていました。
どうにか撮影できないかと到着日から数日間ドローンをBee Beeのいろいろなところで飛ばして試しました。
下の動画はBee Beeリゾートの砂浜にドローンを発着させ、撮影したものです。海、そして上空からBee Bee付近を撮影してみると、隣のバンガローや後ろの道路と違い、Bee Bee 全体がヤシの木に覆われた秘密のバンガロー&リゾートになっているのがよくわかります。
上空からの作品撮影は無理とわかり、発想を転換することにしました!
上空から美しい海岸線をドローンの視界で走っていくと、緑に隠れた地帯Bee Bee Bungalowsを発見!何だろうと近寄ってみるとアートイベントの看板!そこに低空飛行で入り込んで作品をさがして進んでいく
宝探しのような遊び心のある動画にすることを思いつきました!
DJI のPhantom 4のドローンは障害物回避という安全機能がついていてます。そのため、アート作品に3m以上近づけません。旧式のDJI Phantom 3では被写体に60cmくらい近づいたこともあり、迫力のある動画を撮影できましたが。。。また、バンガロー内はヤシの木が低空にも垂れていて、低空でもなかなか飛行が難しいです。
また、雨が降って飛ばせない時も多く、雨上がりにすぐに飛ばして動画を撮りました。客が少なく、日差しも弱くて飛ばしやすかったのですが、
「影がなくてうちのバンガローっぽくない」
とKaoruさんに言われてしまいました。
木を切らないのは直射日光が強い日に日陰や木漏れ日で過ごしてもらうためで、それが緑いっぱいのBee Beeのこだわりなのだそうだ。
どうすれば良い動画が撮れるかと考え、アーティストの先生方にも動画を見て頂き、アドバイスを頂き、試行錯誤を毎日繰り返しました。
主催者の永曽先生から作品名を聞かれたので24日はBee Bee Drone Bungalowsというタイトルでレストランの一角にドローンやVRメガネ等を置き、自分がドローン撮影した動画をノートパソコンで流すことにしました。
また、D-Spaceのデモも観光客に行う事にしました!
タイランタ島のビーチや美しい海岸の上をドローンが飛行!! ドローンに付いているカメラからの空の映像を、リアルタイムでインターネットに配信し、VR デバイスでその映像 を見ることによって、まるで空を飛んでいるかのような体験をしてもらいます!!!
ドローンの上空ツアーが他のヘリツアーと違うところは、リアルタイムで自分の姿や一緒にいる人たちの動きまでみれるところです!ランタ島ビーチという絶景の中にいる自分の姿もアートの一部に!!!
行く前はアートイベントなので自分が出展する気はありませんでした。今まで自分はSlush Asia2015やCES2016など国内外の大きな展示会でプロダクトを出展し、海外の人々に説明したり、デモを行うことには慣れていたので、突然の出展やデモにすぐに対応できました。
タイではアメリカで行ったデモとは違い、Youtubeを活用しリアルタイム配信を行うという挑戦をしました!!!SIMなどインターネットの設備を買いに行き、ドローン飛行体験D-Spaceの準備をしました。SIMの説明はタイ語で書かれていたので永曽先生に訳して頂き、設定しました。
デモで最も良い撮影場所は砂浜の上。砂浜は傾斜があってドローンが離陸できません。とりあえずベニヤ板をドローンの下に置いて飛行していました。永曽先生はそれを見て、なんとヘリポートを作ってくれることに!
このかっこいいヘリポートの上からドローンをとばすことになりました!
永曽先生ありがとうございます!!!
次は24日のアートイベントをレポート!!⑤に続きます!