KANAZAWA Civic Tech Contest 2017(金沢市主催)でJKがアイデア部門で初のグランプリ受賞。今どきのJKが欲しい情報を地元金沢のJKが教えるというアイデアアプリだ。修学旅行に来た女子高生対象のアプリだが、プレゼンを見た人達もJKと一緒に旅行している気分になり、わくわくする内容になっていた。若いカップルや地元の若い娘を持つ母も欲しい情報だといえる。
出村賢聖です。自分は2014年、11月、16歳の時に金沢スマホアプリコンテストがきっかけで、「Code For Kanazawa」を知り、アーバンデータチャレンジというアイデアソンに初参加。
「Code For Kanazawa」は地域課題をITとデザインで解決していこうという市民のためのコミュニティ(ボランティア)です。
そこで自分は男性社会人2名とチームを組むことに。
まず、金沢市の女性について考えようという話になりました。
そこで、以下の案が出ました。
「妊婦向けプレミアム・パスポート」
「子育て支援のためのプレミアム・パスポートって大成功したよね。最近出産活動が大変だってニュースで取り上げられているよね。ここで、妊婦支援のために妊婦向けプレミアム・パスポートを作ろう!これならスマホアプリ化できるし、位置情報等の金沢市のオープンデータを使えるよね。」
と市役所にお勤めしているという社会人の一人に言われました。
自分はプレミアム・パスポートは使ったことなかったのでよくわかりませんでした。
しかし、2人のメンバーも自分と同様にプレミアム・パスポートを使ったことがないようです。
もう一人の社会人が発言
「妊婦ってあまり外、出歩かないんじゃないの?」
それに対し、市役所の社会人が猛烈に反論。
男同士で話していてもわからないので、自分は
「市場調査しよう」と意見し、議論が終了しました。
高校生の私は、「男だけではこの問題は無力」と感じました。
錦丘高校1年阿部玲華さんがアイデア部門でグランプリを受賞。「おじさんの集めてくる情報はJKにとってはゴミ。女子高生にしかできないことだから、さっさと起業しちゃったほうがよい。」
と審査員長の宮田氏。
市長奨励賞も女性。産後ケアのアプリアイデア。
人口の半分以上が女性なのに、「おじさん社会」で日本のほとんどの市政が決まっていく。しかし、それでは問題は解決しないと金沢市は変わったようだ!
今は「女子のアイデアは良いから受け入れる」という金沢に!