DKT代表の出村賢聖です！現在アメリカシリコンバレーでadawarpにロボットエンジニアとしてプロジェクト参加し、活動中です！先月20日に18歳の誕生日をアメリカで迎え、1月のCES２０１６出展に向けて毎日開発に熱中しています！

自分は２０１５年4月からオンラインハイスクール転校という普通の高校生と違う進路を選んだので、自分の経験が小中高生の皆さんの参考に少しでもなればと思います！

２０１５年はロボカップとヘッドマウンドディスプレイVRソフト開発コンテストという自分にとって2つの史上最大ニュースがありました！2014年は２０大ニュースを発表しましたが、今年はさらに充実した年だったので順位は後日にして２つの最大ニュースをまとめます。

●HMDVRソフト開発コンテスト(BizJAPAN主催)

1月に友達のFACEBOOKの上の投稿を見つけ興味を持ったのですが、参加資格は「HMDに興味のある大学生、大学院生、社会人」でした。
「すみません、12日のHMD講習会に高校生なのですが参加してもよろしいでしょうか？」と問い合わせたのが始まりでした。問い合わせた事により後日、中高生も参加資格に追加されました！

その後、講習会に参加した東大エンジニアサークルZeroOneのチームが僕をメンバーに誘ってくれたため、ドローンを使った拡張現実ゲームという夢のあるプロジェクトが始まりました！

ピーターティールのイベント会場で自分はこのプロジェクトのドローンシュミレーションのデモを行ったのがきっかけとなり、慶応大学で行われたスタートアップカンファレンス２０１５で登壇、Droneミートアップのゲスト参加でデモ、Slush Asia出展＆ステージ発表と初めての活動が続きました。

このプロジェクトは大評判となり、Team IcARusはバンガロール在住のインド人やスタンフォード大留学中のメンバーも含むエンジニア（デザイナー）10名になり、4月のコンテストで優勝しました！

優勝の副賞でシリコンバレー派遣があり、このコンテストでの出会いは現在のAdawarpのロボティクスエンジニアへの道へもつながりました。

コンテスト後にTeam IcARusは解散しましたが、自分は今もこのプロダクトの完成を目指して開発を続けています！

BizJapanのこの企画のおかげで多くの新しい出会いがありました。素晴らしいチームメンバーやスタッフに恵まれ、自分は最高の経験ができました。

当 時は安全面でドローンを直前で飛ばせなくなったり、チームメンバーと意見が合わなくてトラブルになったり、つらいことがいろいろありました。また、Team IcARusはコンテストで優勝しシリコンバレー派遣がゴールと考えているメンバーがほとんどだったので、開発を続けたい自分はSlush Asia後にチームを抜けました。
発案者である村下さんとなら組んで研究開発を続けられると思っていましたが彼はTeam IcARusを 選んだため、一人になってしまい、落ち込みました。
そんな時にスタンフォード大学留学中の安谷屋さんがアメリカから
「ゲーム開発もすべて出村一人ですれば良い。日本のハッカソンハウスに置いてある自分のPCと ディスプレイを使って良 いよ」
と一人になった自分をSkypeで元気づけてくれたこともありました。しかし、別件でトラブルがありそれも手 にすることはできませんでした。

このままでは自分はだめになると感じ、東京を離れ、5月から石川の研究所でロボカップの活動に専念することで立ち直ろうと 決心し、その日すぐ夜行バスで戻りました。そして7月のロボカップ世界大会で成果を出すことができました。

小中高生のみなさん！エンジニアの講習会やコンテストは参加資格になくても問い合わせたら変わる事もあります！
特に大学生が運営する学生団体の企画は中高生にもチャンスを与えてくれるところが多いと思います。

但し参加するからには言い訳などは絶対せず、大学生以上に頑張って活動してください！次回から中高生OKになるために！

自分はセキュリティキャンプ全国大会２０１４のチューター西永さんに２０１４年7月にカーネルVM北陸の講習会に誘ってもらったのがきっかけで、エンジニアの講習会は高校生でも参加して良いという事を初めて知りました。
それからは興味があれば大人の講習会にでも問い合わせ、OKなら参加するようにしています。

これで世界が広がります！