ロボカップ世界大会へ

DKTの出村賢聖です!

7月16日からロボカップ世界大会に出場のために中国へ出発します!
自分がしてきた活動がやっと認められ、大学生、院生チームのリーダーとしての出場です。高校生が大人のリーグでロボカップ世界大会に出場するプロセスにはもちろん失うものもありましたが、おかげで得られた今があります!

●今までロボカップ世界大会出場に向けて自分がしてきたこと
中3の時に
玉川大学で行われたロボカップ@ホームキャンプ2012に参加
(当時は難しくてあまり理解できませんでしたが、シュミレーションリーグが出来る事を知り、これならお金をかけずに出場できると思いました)
高2の時に
九州工業大学で行われたロボカップ2014ジャパンオープン、@ホームシュミレーションリーグに一人チームで出場

IMG_20140504_143930つくばチャレンジ2014に一人チームで出場
つくばインタビュー東京で行われた第一回インテリジェントホームロボティクスチャレンジ&研究会2014、に一人チームで出場
IMG_20141206_160256高3時
福井で行われたロボカップジャパンオープン2015、SPLリーグに一人チームで出場
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●ロボカップ世界大会出場のために失ったもの(自分の選択)

①金沢泉丘高校 SSH部ロボット班2年時辞任 (自分で作ったロボット部ですが2年時は大人のロボカップリーグ参加のために抜けて個人の活動に)
②金沢泉丘高校 理数科2年終了後中退(オンライン高校3年に転校)
研究ができると思って進学したSSHでしたが、国際科学技術コンテストであるロボカップジュニアと違い、大人のロボカップやつくばチャレンジは高校では課外活動としての扱いとなります。先生の引率はないので高校欠席扱い、すべて自費での参加です。
進学校で高3時に研究活動をさせてもらう事はさらに困難になるためオンラインハイスクールに転校を選択。
THE BUNKSAI 2014 不参加
高校生3名でスーパーグローバルカフェバーを企画していたのですが、第1回インテリジェントホームロボティクス研究会とIntelligent Home Robotics Challengeに参加する事にしました。
④筑波大学GFEST SSコース 半年終了後、非継続
グローバルサイエンスキャンパスであるGFESTでは自分のロボットの研究を手助けして頂けると思っていましたが入ってみると自分の研究分野外の活動コンテンツが多く、ロボットやプログラミングの研究に専念したい僕にはむきませんでした。

GFESTで.MJIITの研修員に選ばれ、コーディネーターから配属先を検討するための資料として、英語の自己紹介文を提出するように言われました。そこで調べたところ、マレーシア工科大学にロボカップジャパンオープン2014で出会い、インテリジェントホームロボティクスチャレンジ2014で同じリーグだった友達がいることがわかりました。彼に連絡をとるとマレーシアに来ることを大変喜んでくれたので自己紹介文に書いて「マレーシアは人工知能ロボットのすごい研究をしているのでAIの研究室で研究者達と交流したいです」と提出しました。
後日、「自動車燃料の研究室に配属に決定した」とGFESTコーディネーターから連絡がきました。「燃料」は工科大学では貴重な化学系の研究ができるところ。化学系の研究をしている高校生が多いGFESTでAIロボットの研究をしている高校生を配属するというのは、つまり、好きな研究をさせるのではなく、あえて本人の苦手分野を学ばせるところなのだとがっかりしました。GFESTの方針に従い、継続していたら世界大会の費用は出してもらえるような事を聞きました。しかし、そのためだけに留まっていたら自分はモチベーションが下がり、駄目になっていたと思います。


※マレーシアでは、配属先を選べるとなったため、燃料ではなく電気自動車の研究室に行きました。ガレージでの研修でエアコンがなく暑かったでしたが、開発は大変充実して楽しく暑さを忘れて楽しみました!日本では考えられない電気自動車の運転(敷地内ですが)、ソフトウエア開発が最高でした!マレーシアの研究者だけでなく、筑波大学の先生方や他のGFEST生との交流も楽しかったので最後は参加してよかったでした!海外の研究室は自由で楽しいと思いました。

今までお世話になった皆様ありがとうございます!日本代表として世界大会頑張ります!

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