DKT代表の出村 賢聖です。
2月8日科学の甲子園「小学生や中学生が楽しく理科を学習できる方法を考えるアイデアソン」に参加してきました!参加した理由はDKTでは小中学生が実際にワクワクしてロボットの製作やプログラミングを楽しんでいるのでその活動を小中学校にも広めたいと思ったからです。
今回の40名の高校生によるアイデアソンでは「俺の世界創造」、「SF映画の科学の検証」、「
今回初のアイデアソンという事でプロのファシリテーターまで入り、本格的に行われました。
しかし、先生方の見学も多くあり、高校生達は皆、学校での優等生モードに入っている感じがしました。
僕は「理科でRPG」というDKTの活動に似ていると思われるプロジェクトに参加しましたが皆からの意見は
「講義とか授業の一環としてやるようなコンテンツでないとダメだ。」、「できない子が出るかもしれないものはやめよう」、「先生の講義を聞いて手を挙げた数や勉強時間でレベルアップとしよう」
という優等生らしい先生目線を意識したような意見が多く、斬新な意見はでなかったと感じました。
先日とある「高校生起業コンテスト」の事前イベントに参加しましたが、そこの高校生達はもっと自由な面白い意見を出していたので、「学校外」にならないと自由な意見は出しにくいのだなと思いました。
僕はDKTで話し合ってロボットのミッションをプログラミングで解決していく「ロボットクエスト」という教材の開発を手伝い、自分を含め、小中学生がゲーム感覚でレベルアップを楽しむのを3年以上経験しています。
自信があったため、やや強引に主張してみました。
その結果として僕の個人プレーになってしまったところがあり、楽しい雰囲気が伝えきれなかったように思います。
「ロボットの街つくば」の中高生がいまいちまだロボットへの関心が多くないのも残念、もったいないと思いました。
「起業コンテスト」の方の関東の高校生はロボットやAI、プログラミングに関心のある人も多かったので、理系の中高生にももっと興味をもてるようにできればと思います。
僕はロボットとプログラミングを共創する楽しさをこれから時間をかけて伝えていきたいと思います!
イベントを開催してくれたJSTの皆様、茨城県教育委員会の先生方、そしてファシリテータのHACKCAMPの矢吹先生、大変ありがとうございました。