20歳、10代の自分をみつめ、これからの意気込み!

「半年無駄にした」

出村賢聖です!自分の2017年の下半期は無駄な半年を悔いる年になりましたが、今、自分が高校1年生の時に「1年無駄にした」と思った時の思い出と結びつきました。
そして、自分の高校時代のイノベーションの仕組みに気が付くことになりました。

スーパーサイエンスロボット部の思い出

高校にはいってすぐに自分はロボット部をつくり、毎日がむしゃらに活動しました。自分の苦手なスケジュール管理や予算等の事務的な事まで行い、部員にロボットを教える毎日。学校で宿題の半分は済ませ、家に帰ったら部活の資料作りと宿題の残りの半分を片づける。睡眠時間は毎日3~4時間。休日はDKTロボットスクールの講師もしました。izumi_poster部員を増やして、ロボカップジュニアの高専チームのような 
「毎年国際大会に行けるようなスーパロボット部にする」
という目標のために、SSHの先生と一丸になって1年間ロボット部のために頑張ってきました。しかし、学校のシステム的に部員を増やすことは今は駄目だと2年の進級時に急に先生に言われました。来年は部員を増やすという事でずっと活動していたのに、「募集の広報もしてはいけない」と突然いわれました。
部活では先生に決定権があるので、自分ではどうにもならない。それが学校の仕組みです。

先生にだまされた!

部活をやめ、2年生からは学校の外で研究をする事にしました。

「一年間無駄にした」

自分は自分のために費やしたい時間も部活のために使い頑張った結果、報われることがなかったので、本当に後悔しました。
なんとか気持ちを切り替えることにし自分の将来の目標に向けて個人でロボットの研究をすすめました。

それからは高2の5月に初出場の大人のリーグ、ロボカップジャパンオープンの@ホームシュミレーションリーグに一人で出場して入賞。その後、ロボカップ世界大会出場2015に大学生、院生とチーム出場し世界9位、
Mini1高3ではロボカップ世界大会2016で世界8位、さらに渡米してシリコンバレーのロボットエンジニアになりました。demo2_n思いがけず、自分の夢や目標の時期を追い越し、高校時代に達成してしまうという「イノベーション」がおきました。

学校に期待しすぎて自分の時間を犠牲にして全力を尽くしてしまった。しかし、学校の仕組みは思っていたものとは違い、失望。行き場のない後悔がパワーに。結果イノベーションが生まれた。

これが高校時代の若い自分でした。

今考えて見ると、高1のあの1年は無駄ではなかったと思います。部活を創って一年間努力。そして無理だと思ったら未練を捨ててすぐに撤退。そして新しいプロジェクトに参加。

この起業家精神がその後のTeam IcARusの活動にもつながります。

挑戦し続けた結果として経験値が異常に増え、普通の10代では得られない多くの気づきもありました。私も20歳、やっと成人!

当時はいろいろ悩みもがいていたため、必ずしもきちんとお礼ができていません。

今まで自分を成長させてくれた皆さま
大変ありがとうございました。

今後の意気込み

  1. Happy Miniを3年後に製品化を目標とする。
    今年1年は実証実験を行い、人から必要とされるロボットを創る。
  2. ガールズアートプロジェクトを大きいコミュニティにして、今までにないカッコイイロボットをつくり発表していく。
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これからも新しいことに挑戦していきます!今後ともよろしくお願いします!

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