2017年自分を成長させた10代ニュース④小学生でも研究者

出村賢聖です。引き続き10代最後の年の振り返りをします

7.DKTロボットスクール2017

昨年は今までにない新しいロボットスクールをはじめました!
場所は研究所。スタッフはロボカップ世界大会経験者のみ。
17309359_630307933846969_1361678224446907152_n「ロボットで世界に産業革命」を起こす研究者、エンジニアの育成。これをビジョンとしました。

そのために、小学生でも
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「自分も研究者になれる!」

というコンテンツにしました。

自分はシリコンバレーのエンジニアになる前の学生時代に様々な学生向け研究者プログラムやワークショップ、コンテストに参加してきました。

ロボカップジュニア全国大会、DKT Robot School、ロボカップジュニア夏合宿、ロボカップ@ホームキャンプ、スーパーサイエンスハイスクール、情報オリンピック夏季セミナー、ロボカップ@ホームシミュレーション、Kernel/VM勉強会、IPAセキュリティキャンプ全国大会、アルゴリズム勉強会、グローバルサイエンスキャンパスGFEST筑波大学、東大HMDVRコンテスト、SLUSH ASIA、シリコンバレー研修、ROS勉強会、学会発表、ロボカップ世界大会等々。。。

047984これらに応募し、参加する前のワクワク感。これははどこからきているのか?
自分も研究者やエンジニアになれる というワクワク感。そしてまわりにない、新しくてカッコイイ事を学べるというワクワク感からきています。

そこで、「今ここで研究者と同じことをやっているんだ」と受講生が自覚できるスクール内容にしました。

今回は世界初?と思われるロボットのオンライン教材を開発し導入。オンライン教材を用いて反転学習、その他にも検索力を楽しく鍛える新しい教育を取り入れました。
小学生は今までにない新しい教材にワクワクしたと思います!

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Pepperをスクールのアシスタントとして抜擢!突然しゃべりだすPepperは自己紹介のアイスブレイキングに大変活躍してくれました♡
「ロボットってこんなに身近な存在なんだ」と感じてもらうことができ、休み時間にはPepperと遊ぶ受講生が続出。

初日からロボットキットを分解したり、デコレーションしたりして自分だけのロボットをつくることにました。そのため、受講生はハードウエアの改造が当たり前になりました。自分のロボットの思い入れも強くなったのではないかと思います。

スクール以外では、石川で一番偏差値の高い公立校でSSHである、金沢泉丘高校でのロボカップジュニアサッカー練習会、
17362588_629425593935203_3626043021839853619_nエンジニアイベントであるIT金沢での発表など、小学生でも高校生や研究者やエンジニアと同様に扱ってもらえるという体験も与えることができました。
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大学生スタッフへのメリット

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私は大学生の友達が多いので、求めているものがだいたいわかります。学生が求めているのは自分の「社会的評価」です。
2011年のDKTでは大学生にはギャラを出していたため、「ギャラの金額=地位」という価値観になったそうです。金額が大学での成績と同じようになってしまい、予算がなく出せない時は、自分が評価されてないとクレームがくることもあったそうです。
しかし、お金が目的なら、最初から彼らはアルバイトに応募し、大学のプロジェクトには応募しないでしょう。

夢考房ジュニア時代は大学生スタッフは完全なボランティアでドリンク代も弁当代も自費。「アルバイトをする」と言って抜けた学生スタッフもいたと聞きますが、自分を過小評価されたと感じたからからそういう言い訳で辞めたのではないかと思います。

D.K.T Robot School2017では、ロボットスクールを手伝ってくれた大学生講師には学生が日頃あまり食べないようなフレンチ(フォアグラステーキ)等をご馳走し、「自分達はただの大学生ではなく、ちょっと上のロボットスクール講師」という気持ちが持てるよう心がけ、感謝の気持ちとしました。

DKTでは今後もドローンを使ったプログラミング教育など、受講生がワクワクできるような新しい事に挑戦していきます。


 

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