2017年D.K.T.2大ニュース(前編)Girls Art Project

【ロボットの産業革命は女子が担う!】
。。。と直感したので

2017年に女子のためのロボットのコミュニティ発足させました!

目的の詳細を知りたい方はここをクリック

 

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clione-sketchあけましておめでとうございます。D.K.T.代表の出村 賢聖です。今年もD.K.T.の事業の振り返りを行います。

2017年は自立型ホームロボットHappy Miniの研究開発と女子のためのロボットコミュニティ運営、Girls Art Projectが二大ニュースです。
Girls Art Projectは2017年の6月に金沢から発足しました。

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2015年の攻殻機動隊コンテストで自分は女子アーティストとロボットを創りました。当時自分は17歳の高校生ロボットエンジニア、そして美大生の女子アーティストで今まで見た事のないロボットデザインが誕生!

ここで、出村は気が付きました。

女子 x ロボットの可能性は無限大。

女性 x ロボット = ロボットのデザイン革命では?そして、
「女子がロボット界参入により、ロボットの産業革命が起こる。」という仮説がうまれました。そしてD.K.T.で「どのようにしたら、女子 x ロボットを実現できるか?」を考えました。

案1: 女子限定ロボットアイデアソン。

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実は女子限定ロボットアイデアソンを始める前の一昨年、このアイデアについて石川在住の国際的な起業家でクリエイター(50代男性)に相談しました。アート系イベントなども企画されている方なので女子美大生を紹介してもらえるかなと思ったためです。

「ロボットアーティストではなくロボットデザイナーだよ」
「新しいロボットデザインは男でもできる。」
「それでもどうしてもやるなら(女子美大生はアイデアを出せないから)アイデアはある程度こっちできめて誘導しないとだめだよ。」
と女子美大生を紹介してもらえるどころか、女子のロボットアーティスト自体を大否定され、

「頭が壊れるぐらい考えろ」

と言われてしまいました。ロボット業界に女子の参入が少ないのは女子を受け入れない中高年男性文化があるからだと再認識。
若い自分が女子をサポートし、ロボット文化を創っていく必要があると思いました。

そして、実際に女子会風アイデアソンを開催すると。。。。
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今までにないロボットアイデアがたくさん出てきて、みなでワクワク!

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「女子学生からはアイデアがでない」
という有識者の忠告とは真逆の結果が!!!

実際にアイデアソンを開催した結果、たった2時間のアイデアソンで今まで見た事もないロボットアイデアがポンポン生まれてきました!昨年は金沢工業大学アントレプレナーズラボ、HiveShibuya, でティータイムアイデアソンを行いました。

案2 : イケてる若手女子アーティストからコラボの話。

一昨年から電話やSNSで話し合いが持たれ、ガールズアートプロジェクトの第一弾としてプロのアーティストが女子学生を指導し、今までにないロボットアート作品を皆で創っていくという提案がありました。昨年1月にその女子アーティストがマネージャーと一緒に金沢に訪れ、打ち合わせをしてくれるという事だったのでその話を進めていく予定でいろいろ考えていましたが、直前でなくなり、ふりだしに戻ってしまいました。

案3 : ハッカソン。

サマーサイエンス

数々のロボットアイデアが実現!

昨年8月に金沢工業大学のサマーサイエンススクールで開催。たった2日間で女子中高生のみのチームが自分達で考えたロボットアイデアをイラストや3DCGを使ってデザインにし、発表!

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加えて、デザインをロボットとして形にも!(アーテックのロボットキットを使用)

女子が今までにない斬新なロボットを作製できることがこのハッカソンで証明されました!

今後の展開

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現在は金沢の女子高生チームがロボカップジュニア金沢ノード大会に向けてロボットの製作を行っています。斬新なクリオネロボットです!これはアイデアソンで、参加した女子達の数々のロボットアイデアが結集して形になったもの
しかも、金沢のクリスマスロボット中間発表会ではこの活動を応援してくれる方が現れました!スポンサーの中村圭介様、大変ありがとうございます。

そして2018年1月4日にはHiveShibuyaに続き、渋谷キャストで2つ目のGirls Art Communityが誕生!

他にも紆余曲折あり、若い自分には無理だと落ち込んでやめようと思ったこともありました。そういう時は事務局に助けられ、なんとか続けることができました。あきらめずに続けてきてよかったです!

これからもGirlsのロボットコミュニティを広げていきますのでどうぞご協力お願いします。

 

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