「デジタル脳」が日本を救う

これからの教育に関係する本を紹介します.ロボカップジュニアの参加されているお子さんをお持ちの方にお勧めします.

元慶應義塾長の安西先生による21世紀の開国論です.日本にずっといるとわかりづらいかもしれませんが,今世の中はものすごい勢いで変化しています.その,一番の原因はインターネットを中心としたデジタル革命です.

googleなどの検索エンジンにより簡単に入る高いレベルの情報,さらにMITなどでは講義の内容をインターネット上で公開しています.インターネットさえあれば,世界のどこでも世界最高レベルの情報を入手できるようになりました.

ただし,その情報を得るためには英語は必須です.もはや,これからの日本人は生きていくために英語を身に着けざるをえません.もちろん,英語が話せるだけではだめで,海外の人と十分議論できるコミュニケーション能力が必要です.

安西先生は,そのために,コラボレーション学習とプロジェクト学習が初等,中等教育で重要だと主張しています.実は大学でも,近年その重要性が認識されており,教育改革の目玉としているところもあります.

まさに,ロボカップジュニアはプロジェクト学習ですし,DKTロボットスクールの目的にグループ学習による人格形成をあげています.「ロボカップジュニア」が日本を救えるよう努力していきたいと思います.

石川ブロック長

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください