この度の東北関東大震災で犠牲になられた方に深くお悔やみと被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
このような時期に競技会を開催することは適切ではないとお考えの方も多くいらっしゃると思います。しかし、ロボカップは人間の社会に役立つロボット技術の開発を目的とし、大規模災害で人間を助けるロボット技術開発を目的としたレスキュー部門があります。レスキュー部門は阪神大震災にあわれた田所教授が提唱したものです。
現在の技術では、人間と同じように作業をできるロボットは実現されていませんが、ロボカップジュニアに参加する子供たちが将来、人間の代わりに危険な原子炉等で作業するロボットを実現してくれると思っていますし、それを実現するためにも子供たちに活動の場を提供することが我々大人の役割だと考えています。
ロボカップジュニア2011石川大会・ロボットスクールは予定どおりの3月26日、27日に開催します。応募締め切りが迫っています。まだ空きがありますので是非ご応募ください。
なお、金沢工業大学様のご厚意により、ロボットスクール受講者分のロボットとノートパソコンを準備できましたので、ロボットやご自分のノートパソコンを持参する必要はございません。
また、ご持参いただく単3乾電池の入手が困難な方はこちらでも多少蓄えがあります。その他,御不明の点はお気軽にお問い合わせください。
石川ブロック長
出村公成